季節の漬物

失敗しない!】漬物樽(リス樽)サイズの選び方:白菜・梅干し・沢庵に必要な容量を徹底解説

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漬物作りを始める時、最初に悩むのが「漬物樽のサイズ選び」ではないでしょうか?

「大は小を兼ねると思って大きい樽を買ったら、冷蔵庫に入らない…」「漬けたい野菜の量に対して小さすぎて、小分けにして漬け直す羽目になった…」

cm

こんにちは
cm100です
鹿児島グルメ新発見!漬物の奥深き世界へようこそ!

漬物樽のサイズ選びを間違えると、作業効率が悪くなるだけでなく、漬物自体の味や保存性にも影響が出てしまいます。特に、ホームセンターでよく見かける「リス樽」は耐久性も高く、多くの漬物愛好家に選ばれていますが、どのサイズを選べばいいか迷いますよね。

趣味で10年以上漬物を作り続けてきた私が断言します。漬物樽選びは、漬ける「野菜の種類」と「ひと月で消費する量」によって最適解が決まります。

この記事では、漬物作りを成功させるために必須の「リス樽」に焦点を当て、以下の重要な情報を具体的かつ分かりやすく解説します。

  1. 【漬物別】 白菜・梅干し・沢庵に必要なリス樽の容量早見表
  2. 【失敗事例】 嵩張る白菜漬けで上蓋が閉まらない時の対処法
  3. 【長期保存】 梅干しを**「寝かせて」**美味しさを引き出す樽サイズの選び方

これを読めば、もうサイズ選びで迷うことはありません。あなたの漬物ライフに最適なリス樽を見つけて、失敗のない自家製漬物作りをスタートしましょう!

<ご利用ください>

失敗しない!漬物樽(リス樽)のサイズ別容量と用途早見表

リス樽10L
リス樽10L

リス樽のサイズは、漬物作りを成功させるための最初の鍵です。特に、**漬け込む野菜がどれだけ「嵩張るか」**を考慮して選びましょう。

2-1. 家庭で扱いやすいリス樽の容量と用途一覧

ご家庭で主に使われるリス樽のサイズと、漬けられる量の目安をまとめました。

リス樽サイズ容量目安主な用途の目安
5L梅干し2kg程度少量の漬物、梅干し(少量)
10L白菜1.5〜2株 / 梅干し約5kg / 寒干し沢庵15本程度最も万能。大人2〜3人世帯に最適。
15L白菜3株(余裕あり) / 梅干し約7.5kg白菜やキムチを大量に漬けたいヘビーユーザー向け。
20L白菜4株以上 / 大量のキムチ業務用や大家族向け。

<ご利用ください>

2-2. 漬物別!失敗しないサイズ選びのコツ

漬物の種類によって、樽を選ぶ際の視点が変わります。

① 白菜漬け:水が抜けるまで嵩張る!

蓋は気にするな
蓋は気にするな

白菜は漬け始めが最も嵩張ります。漬け込み水が抜けるまで、上蓋が閉まらないことを前提に、少し大きめの樽を選ぶのがおすすめです。

  • おすすめサイズ: 10L(大人2人家族で2株分)または、15L(たっぷり3〜4株漬けたい場合)。
  • 【ノウハウ】上蓋は閉まらなくてOK: 白菜の水分が抜けるまでは、中蓋が乗っていれば大丈夫です。重石を乗せれば2晩ほどで水が上がり、体積が減ります。

② 沢庵漬け:干し方でサイズが変わる

沢庵漬けは、使用する大根の状態によって必要なサイズが変わります。

  • 干し大根利用の場合: 10Lが最適。水分が抜けているため、15本程度でも余裕で収まります。
  • 自宅で生の大根を干す場合: 15L程度。水分が抜けきっていないため、大根のサイズが大きく、嵩張るので本数が減ります。(干した状態にもよりますが大根4~5本程度)

③ 梅干し:長期保存を考慮して選ぶ

梅干しはバクバク食べるものではないため、保存のしやすさを重視します。

  • おすすめサイズ: 10Lがベスト。梅干しを寝かせる(熟成させる)スペースを考慮しても、一般家庭で扱う量としては十分です。毎年漬けないのなら15Lくらいで5Kg漬けると数年に1回漬けるだけで十分です。

👇 漬けたい量に合わせて選ぶ!おすすめのリス樽

ご家庭の消費量に合わせて、最適なサイズのリス樽を選びましょう。耐久性が高く、安心して長く使えます。

  • 【万能サイズ】リス樽 10型(10L)
  • 【ヘビーユーザー向け】リス樽 15型(15L)
  • 【最小サイズ】リス樽 5型(5L)

3. 漬物作りの成功率UP!重石の選び方と白菜漬けの「2度漬け」ノウハウ

重石5kg
重石

漬物樽の次に重要な道具が「重石」です。重石の重さが漬物樽のサイズに見合っていないと、水が上がらず失敗の原因となります。

3-1. 漬物樽のサイズ別!最適な重石の選び方

漬物で重石が必要な理由は、野菜から水分を押し出し、雑菌の繁殖を防ぐためです。

漬ける野菜重石の目安(野菜の重量に対し)重石の重さの役割
白菜約2〜3倍最初にしっかり水分を抜き、早く漬け汁を上げる。
沢庵約3倍(干し大根の場合)大根を硬く締め、ポリポリとした食感を出す。
梅干し約1倍〜2倍梅酢をしっかり上げ、カビを防ぐ。

リス樽10Lで白菜2株(約5kg)を漬ける場合、最初は10kg〜15kg程度の重石が理想的です。水が上がったら、重石を半量に減らして漬け汁が上がった状態を保ちます。

💡 重石の選び方: 重さの調整がしやすいよう、5kg刻みの漬物石を複数用意するか、重さのバリエーションが多い調整式重石を選ぶと便利です。

3-2. 嵩張る白菜漬けの課題を解決する「2度漬け」のノウハウ

2度漬け
2度漬け

白菜は、漬け込み初期に樽の上蓋が閉まらないほど嵩張ります。この問題を解決し、美味しく漬け切るのが「2度漬け」の工程です。

【白菜2度漬けの手順】

  1. 下漬け: 最初は重い重石(3倍程度)を乗せ、水が上がるのを待ちます。上蓋が閉まらなくても気にしなくて大丈夫です。
  2. 水が上がったら取り出す: 漬け汁が押し蓋の上までしっかり上がったら、白菜を一旦取り出し、ザルにあげて水を切ります。
  3. 樽を洗い直す: 樽の内部をきれいに洗い、消毒します。
  4. 2度漬け: 水が抜けて体積が半分ほどになった白菜を、再度樽に詰め直します。この時、リス樽10Lの半分程度の高さに収まります。
  5. 重石を減らす: 重石を1個(5kg程度)に減らし、味を整えて本漬けに移ります。

この2度漬けを行うことで、白菜の体積が減り、漬け込み後の保存が非常に楽になり、漬けムラなく美味しい白菜漬けが完成します。


👇 漬物作りを成功させる重石と関連グッズ

おすすめアイテムポイント
漬物石5kg,10kgを各1個持っていると便利です。
白菜漬けに最適な粗塩漬物の味の決め手となる塩。ミネラル豊富な粗塩がおすすめです。
  • 【漬物作りの必需品】ミネラル豊富な粗塩

4. 梅干しの樽選びの極意!長期熟成のための「ローテーション戦略」

梅干し
自分で作る梅干しは美味い

梅干しは、漬けた後すぐに食べるよりも、半年から1年ほど寝かせ(熟成させ)ることで塩味が円やかになり、蜜が出てきて格段に美味しくなる漬物です。この熟成を見越した樽選びが重要になります。

4-1. 梅干しは「寝かせる」!熟成を考慮したサイズ選び

梅干しは、一度に大量に消費する食材ではないため、一般的なご家庭で漬ける量(梅5kg程度)であれば、リス樽10Lがベストサイズです。

  • リス樽10L: 梅サイズ2Lで約5kgの梅を漬けるのに最適です。
  • 熟成期間: 漬け上がった梅を保存瓶に移した後、最低でも半年、できれば1年寝かせることで、味が円やかになります。

4-2. リピーターが実践する「梅干しローテーション戦略」

梅干し作りは、寝かせることで梅から蜜が出て塩味がマイルドになります。毎年繰り返すことで、常に熟成された美味しい梅干しを食べられるようになります。これが、漬物愛好家が実践する「ローテーション戦略」です。

  1. 初年度: 梅5kgを漬け、保存瓶で寝かせます。
  2. 翌年: 新しい梅5kgを漬け込み、保存瓶で寝かせます。
  3. ストック管理: 貯蔵している梅の量を見ながら、ストックが残り1瓶になった年にだけ、新しい梅を漬けるというサイクルを繰り返します。

梅干しをバクバク食べる食材ではないことを考慮すると、リス樽は10Lを1個持っていれば十分に対応できます。増えていくのは、熟成期間中の保存瓶の方です。

4-3. リス樽を複数持つべき漬物愛好家は?

基本的にはリス樽10Lが万能ですが、複数の樽を持つべきなのは、以下のようなケースです。

  • 通年で漬けたい場合: 白菜漬け、沢庵漬け、梅干し、キムチなど、異なる漬物を同時に仕込む場合。
  • 糠漬けの熟成管理: 糠漬け用の樽(発酵用)と、長期保存用の樽(沢庵など)を使い分けたい場合。

ご自身の漬物ライフの多様化に合わせて、10Lをメインに、15Lや5Lを買い足していくのがおすすめです。

👇 梅干しの保存と熟成におすすめのアイテム

梅干しを美味しく熟成させるためには、適切な保存容器が必要です。

  • 【熟成・保存用】高品質なガラス製保存瓶(梅干し用)
  • 【万能サイズ】リス樽 10型(10L)

5. まとめ:漬物樽選びの成功が「自家製漬物ライフ」を左右する

漬物作りを成功させるためには、漬ける量と野菜の種類に合わせた漬物樽(リス樽)を選ぶことが何よりも重要です。

📌 リス樽選びの「鉄則」とサイズ早見表(再掲)

リス樽サイズ容量目安主な用途の目安
5L梅干し2kg程度少量の漬物、梅干し(少量)
10L白菜1.5〜2株 / 梅干し約5kg / 寒干し沢庵15本程度最も万能。大人2〜3人世帯に最適。
15L白菜3株(余裕あり) / 梅干し約7.5kg白菜やキムチを大量に漬けたいヘビーユーザー向け。
20L白菜4株以上 / 大量のキムチ業務用や大家族向け。
漬物必要な容量の目安選び方の鉄則
白菜漬け10L~20L最初は嵩張るため、少し大きめを選び、重石で水分を抜く(2度漬けが鍵)。
沢庵漬け10L寒干し大根を利用すれば、10Lで十分な量が漬けられる。
梅干し10L長期熟成を考慮しても、一般家庭で扱う5kgの梅であれば10Lがベスト。

サイズ選びを間違えると、漬けムラ、保存性の悪化、そして作業効率の低下に直結します。「大は小を兼ねる」とは限らないのが漬物樽の世界です。

この記事を参考に、あなたの漬物ライフに最適なサイズのリス樽を選び、失敗のない、豊かで美味しい自家製漬物作りをスタートしてください!

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参考URL リスプラスティックグループ

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cm100
こんにちはcm100です。 趣味として十数年やっている漬物作り、自分が気になったことへの探求。 そして本職は楽器修理、販売を30年ほどやっており、このブログでも楽器関係の豆知識や気になったことも書いていきます。